アトモス(N)
製品概要
アトモス(N)は、アルキルベンゼンおよび精製鉱油を基油とする高級冷凍機油です。低温性能に優れ、しかも耐熱性が良く、非常に安定でスラッジを生成しにくい優れたオイルです。近来とみに小型大容量化している高性能冷凍機の潤滑に優れた性能を発揮し、急速冷凍装置や超大型冷蔵庫にも安心して使用できます。 40℃の粘度により22(N)、32(N)、46(N)、68(N)の4種類があり、R22などのHCFCを冷媒として使用する往復式、回転式、ターボ式冷凍機などに広範囲に使用できます。
1. 低温性能が優れている
アトモス(N)は流動点が低く、蒸発温度の低い冷凍機に使用できます。しかも、ワックス分を含まないためフロック点が低く、膨張弁や蒸発器へのワックス分の析出がなく安心して使用できます。
2. 冷媒との化学安定性、熱安定性が高い
安定性の低い冷凍機油は高温下で冷媒と反応し、スラッジを生成し、冷媒の分解を促進します。アトモス(N)は構成基材に合成油であるアルキルベンゼン、および精製鉱油を使用しているため、冷媒に対して極めて安定です。また吐出弁のような高温薄膜条件下においてもカーボンになりにくく、冷凍負荷の大きい圧縮機にも安心して適応できます。
3. 冷媒との相溶性に優れる
冷凍機油には凝縮器内で油が分離しないことや、蒸発器から圧縮機に油が戻りやすいことが望まれます。このためには油が冷媒によく溶解することが必要ですが、アトモス(N)はアルキルベンゼンの作用で、R22などのHCFC冷媒に対してよく溶解し、特に低温仕様の冷凍機に対して有効に作用します。
4. 冷媒との分離が速く、あわだちが少ない
冷媒が油に適度に溶解することが必要ですが、同時に蒸発する際に速やかに油から分離する必要があります。アトモス(N)はこの冷媒との分離性に優れるため、あわ立ち現象を最少におさえることができます。
5. 水分を含まない
アトモス(N)は完全に脱水した後、専用の容器に充てんし、出荷されますので水分含有量が極めて少なく、高い絶縁耐力を備えています。 したがって、膨張弁の氷結や装置部品の腐食がなく、また密閉型冷凍機に使用された場合でも、電動機の絶縁低下を起こしません。
種類
アトモス(N)には22(N)、32(N)、46(N)、68(N)の4種類が用意されております。数字は、それぞれ40℃の粘度mm2/sの数値を意味しております。
荷姿
200lドラム、20l缶
主な用途
- R22などのHCFC(フロンの代表種)を冷媒とした冷凍、冷蔵、製氷および空気調和用など各種冷凍圧縮機の潤滑。
- アンモニア、CFC冷媒(R11,R12など)には使用しないでください。
代表的性能
| 商品型番 | 22(N) | 32(N) | 46(N) | 68(N) |
|---|---|---|---|---|
| 色 (ASTM) | ||||
| 流動点℃ | ||||
| 引火点(COC)℃ | ||||
| 動粘度(100℃)mm2/s | ||||
| 動粘度(40℃)mm2/s | ||||
| 密度(15℃)g/cm3 | ||||
| 絶縁破壊電圧(出荷時) kV | ||||
| 熱安定度(170℃,36h) | ||||
| JIS K 2211(冷凍機油)相当グレード |