航空用潤滑油・グリース
ガスエンジンオイルM40
製品概要
ガスエンジンによるトータルエネルギーシステム(以下ガスエンジンTESと略す)とは、都市ガスを燃料として施設内に設置されているガスエンジンを駆動して電力や動力の供給を行うとともに、その排熱を利用して施設内の給湯や冷暖房を行うものです。このシステムに使用されるガスエンジン油は、常に高温状態に晒される厳しい使用条件となります。 ガスエンジンオイルM40は、新規添加剤の採用により長寿命化を達成した大型用低灰分型高性能ガスエンジン油です。 また2002年に実施された消防法(危険物)の改正に対応し、引火点250℃以上を有する可燃性液体類に分類されます。
1. 長寿命タイプのオイルです
オイルの長寿命化とエンジン内デポジットの低減という相反する要求性能に対し、新規添加剤を開発、採用することでそれに応えることを可能にしました。ガスエンジンオイルM40は、長時間の塩基価維持性能に優れ、また酸価増加や粘度上昇を抑制する性能に優れた長寿命タイプのオイルです。
2. 引火点が250℃以上
ガスエンジンオイルM40は、250℃以上の引火点を有し、可燃性液体類に分類される商品です。
3. デポジットの発生が少ない
ガスエンジン油は、清浄分散剤等の添加剤量が過剰になりますとデポジットが発生しやすくなります。ガスエンジンオイルM40は新規添加剤の 採用によりローアッシュタイプの添加剤処方が可能になり、ピストンやバルブへのデポジット付着が少なくなっています。
オイル交換時期
エンジンメーカーの取扱説明書に従ってください。
荷姿
200lドラム(注文生産品)
主な用途
代表的性能
商品型番 | 40 |
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色 (ASTM) | |
SAE粘度グレード | |
密度(15℃) | |
動粘度(40℃)mm2/s | |
動粘度(100℃)mm2/s | |
引火点(COC)℃ | |
硫酸灰分mass% | |
塩基価 (過塩素酸法) mgKOH/g | |
塩基価(塩酸法)mgKOH/g | |
流動点℃ | |
粘度指数 | |
酸価mgKOH/g |