航空用潤滑油・グリース
GE-L(N)
製品概要
ガスエンジンによるトータルエネルギーシステム(以下ガスエンジンTESと略す)とは、都市ガスを燃料として施設内に設置されているガスエンジンを駆動して電力や動力の供給を行うとともに、その排熱を利用して施設内の給湯や冷暖房を行うものです。このシステムに使用されるガスエンジン油は、常に高温状態に晒される厳しい使用条件となります。 GE-L(N)は、ガスエンジンTES用に最適な油で、熱・酸化安定性、NOx安定性等に優れています。
1. 熱・酸化安定性に優れています
ガスエンジンは熱負荷が高いため、潤滑油は長時間高温に晒され、酸化劣化しやすい状況にあります。 GE-L(N)は、熱・酸化安定性に優れており、 長時間にわたって優れた性能を維持することができます。
2. NOxに対する安定性に優れます
ガスエンジンにおいては、他のエンジンの場合と異なり、ブローバイガス等によりオイルがNOxにさらされる機会が多くなります。NOxは、窒素酸化物(ニトロ化合物)に起因するスラッジの生成と、それによるオイルの粘度上昇を引き起こします。GE-L(N)は、高性能な酸化防止剤を配合することで、NOxに対して優れた安定性を有しオイル劣化を抑えます。
3. デポジットの発生が少ない
ガスエンジン油は、金属系清浄剤の添加剤量が過剰になりますと燃焼室内デポジットを発生しやすくなります。GE-L(N)はローアッシュタイプの清浄剤や高性能の分散剤処方により、ピストンやバルブへのデポジット付着等を少なくし、デポジットに起因するトラブルを防ぎます。また優れたエンジン清浄性を発揮します。
オイル交換時期
エンジンメーカーの取扱説明書に従ってください。
荷姿
200lドラム、20lペール缶
主な用途
代表的性能
商品型番 | 30 | 40 |
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色 (ASTM) | ||
粘度指数 | ||
流動点℃ | ||
塩基価(塩酸法)mgKOH/g | ||
硫酸灰分mass% | ||
引火点(COC)℃ | ||
動粘度(100℃)mm2/s | ||
動粘度(40℃)mm2/s | ||
密度(15℃) | ||
SAE粘度グレード | ||
酸価mgKOH/g |