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LAゴム揮発油(G)

製品概要

LAゴム揮発油(G)は芳香族含有量を選択的に減らし、しかもゴムに対する溶解性能を保持させたゴム工業用溶剤です。LAゴム揮発油(G)は第3種有機溶剤に該当するため、労働安全衛生面からいっても、より安全性の高い溶剤です。

1. LAゴム揮発油(G)は第3種有機溶剤に該当する溶剤です

ベンゼンを1vol%未満、(ベンゼン、トルエン、キシレン、ノルマルヘキサン)の合計を5mass%以下にした溶剤で、労働安全衛生面で、より安全性の高いゴム揮発油です。

2. LAゴム揮発油(G)は溶解性の優れた溶剤です

溶解性のよいナフテン系炭化水素比率を多くし、溶解性の悪いパラフィン系炭化水素を減らしたもので、優れた溶解性をもつ溶剤です。

3. LAゴム揮発油(G)の沸点範囲は従来のゴム揮発油と同様です

ゴム揮発油はゴム加工後に適度の揮発性が要求されますが、LAゴム揮発油(G)は従来のゴム揮発油と同様の沸点範囲を有しており、ゴム加工用としてすぐれた揮発性を有しています。

4. LAゴム揮発油(G)の揮発油税上の特定用途免税について

LAゴム揮発油(G)は、原則として揮発油税の課税対象ですが、天然ゴムを100mg/100ml添加し、特定用途(ゴムの溶解用・接着剤の製造用)に関しては、所定の手続きで免税扱いになる規格に適合しています。

注意事項

PRTR法で報告の義務が生じる濃度のベンゼン(0.33mass%)、ノルマルヘキサン(5.1mass%)を含有しています。また、労働安全衛生法の有機溶剤中毒予防規則第2種有機溶剤に該当します。

荷姿

ローリー、200lドラム

主な用途

  • ゴム工業溶剤、接着剤用溶剤など

代表的性能

商品型番 代表性状規格値
アニリン点℃
4740~50
密度(15℃)g/cm3
0.746-
反応
--
ゴム分mg/100ml
106100~112
蒸留性状 初留点℃
8280以上
蒸留性状 終点℃
124155以下
蒸留性状 10% ℃
84-
蒸留性状 50% ℃
90120以下
蒸留性状 90% ℃
103140以下
蒸留性状 97% ℃
112-
成分 ベンゼンvol%
-1.0未満
成分 トルエンmass%
0.5-
成分 キシレンmass%
0.2-
成分 n-ヘキサンmass%
3-
上記は最終更新日時点でのデータとなります。記載内容は予告なく変更される場合がありますので予めご了承ください

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