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航空用潤滑油・グリース

カストロール オプチギア シンセティック X

製品概要

Castrol Optigear™ Synthetic X (カストロール オプチギア シンセティック X) は、合成炭化水素にカストロール独自のマイクロフラックス トランス プラスチックデフォーメーション (Microflux Trans - plastic deformation (MFT-PD))と表面改質添加剤を配合しています。  MFT PDは高温・高荷重条件下で一定の活性化エネルギーに達すると、摩耗を生じることなく金属表面を改質して表面粗さを平滑化します。特に低速、振動、衝撃荷重、極圧荷重条件下で、表面の平滑化により摩耗防止性を最適化して、摩擦係数を低減します。MFT PDは高荷重条件下でスカッフィングや衝撃荷重より保護し、ギアが損傷する前にマイクロピッチングの進行を防ぎます。

利点

Optigear Synthetic Xは、同グレードの競合品と比較して、以下の利点を有します:

  • 高い耐荷重性能

  • 優れたマイクロピッチング防止性能

  • 低摩擦特性

  • 優れたフィルター性能

  • 優れたベアリング潤滑性能

その他

Optigear Synthetic Xは、オイルカン、オイルカップ、ハネかけ式、スプレーミスト式、自動給油装置による集中タンクや循環システムで使用します。 設備寿命を最大化する最適なシール材質はバイトン系 (FKM)を推奨します。 Optigear Sumtjetoc Xは優れた清浄剤と洗浄効果によりギアボックスをきれいにして、ギアとベアリングの寿命を延長します。オイルの性能を最大限に引き出すため、オイル交換時にはできるだけ前油を取り除いてください。(詳細はカストロールへお問合せください)

主な用途

  • Optigear Synthetic Xは、スパーギア、ベベルギア、プラネタリーギアや風力タービンのメインギアなどの高荷重ギアユニットに使用します。 転がりベアリングの潤滑油としても適します。

  • 用途により、Optigear Synthetic Xは、-35°C/-31°F から +95°C/203°Fの運転温度で使用できます。(詳細はカストロールまでお問合せ下さい。)

  • Optigear Synthetic Xは、CLP-HCギアオイル (DIN 51502)に分類され、DIN 51517(2003), パート3, CLPギアオイルの要求性能を満たします。試験はISO粘度グレード320で行いました。

代表的性能

商品型番 X 320
ISO 粘度グレード
320
FE-8ベアリング摩耗試験-荷重増加(F.562831.01-7.5/100-80)ローラー摩耗(Mw50) DIN51819-3(改良) mg
-
銅板腐食(3時間@100°C/212°F) ASTM D130/ISO2160 評点
1
流動点 ASTM D97/ISO3016 °C/°F
-45/-49
防錆試験-蒸留水(24時間) ASTM D665A/ISO7120
-
FZGマイクロピッチング試験@90°C/194°F FVA54-7 不合格荷重ステージ,マイクロピッチング評点
-
FZGギアスカッフィング試験-A/8.3/90 DIN51354/ISO14635-1 不合格荷重ステージ
-
引火点-開放式 ASTM D92/ISO2592 °C/°F
-
粘度指数 ASTM D2270/ISO2909
179
動粘度@100°C/212°F ASTM D445/ISO3104 mm²/s
40.8
動粘度@40°C/104°F ASTM D445/ISO3104 mm²/s
325
密度@15°C/59°F ASTM D4052/ISO12185 g/cm³
0.852
FE-8ベアリング疲労試験(F.562831-75/100-70 800時間)ローラー摩耗(Mw50) DIN51819-3(改良) mg
-
上記は最終更新日時点でのデータとなります。記載内容は予告なく変更される場合がありますので予めご了承ください

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