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EHVケーブル油(LAB) (超高圧ケーブル用絶縁油(直鎖型アルキルベンゼン))

最終更新日:2021/01/05

製品概要

当社の絶縁油の製造は、1919年(大正8年)にすでに行われており、1927年(昭和2年)には「国内外製 絶縁油の比較試験」その他の研究報告により、当時すでに外国品に劣らない絶縁油を製造していました。 その後、数多くの研究によって品質向上が続けられ、高圧絶縁油 Kは、国内の多数の電気機器メーカーに納入されております。

1. 電気特性が優れている

EHVケーブル油(LAB)は、当社の石油化学部門における優れた合成技術により製造しており、加えて、製造から出荷まで、十分な品質管理のもとに処理されていますので、電気特性は非常に優れています。

  1. 絶縁破壊電圧が高い。

  2. 体積抵抗率が高い。

  3. 誘電正接が小さい。

2. 熱安定性が優れている

送電電圧の上昇に伴い、ケーブル油の温度が上昇しても、弊社のケーブル油は熱劣化を受けにくく、電気特性の低下が少ないので、高電界下での長期間使用が可能です。

3. 水素ガス吸収性が優れている

コロナ放電の際における水素ガス発生の有無は、ケーブル用絶縁油にとって、事故につながりますので、極めて重要なことです。EHVケーブル油(LAB)は比分散が大きいので、水素ガス吸収性に優れています。

4. 不純物を含まない

腐食性物質などの不純物を含まないので、銅の腐食トラブルや絶縁材料への悪影響が少なく、 安心して使用できます。

荷姿

タンクローリー、200lドラム

主な用途

  • 超高圧OFケーブル

代表的性能

商品型番 (LAB)
流動点℃
-50以下
誘電正接(80℃)%
-
腐食性硫黄(140℃,19h)
-
体積抵抗率(80℃)TΩ・m
2.5×10 2
JIS C 2320分類
2種3号
全酸価mg KOH/g
-
絶縁破壊電圧kV
70以上
密度(15℃)kg/l
0.861
動粘度(40℃)mm2/s
4.3
動粘度(100℃)mm2/s
1.5
引火点(PM)℃
146
比分散(25℃)
134
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