当社は1856年（安政3年）に近江八幡の地で創業して以来、主に石油製品と食品原料の販売事業を続けて参りました。ここまで長く事業を続けてこられたのも、お客様、地域の皆様方、関係する方々のご支援、ご理解の賜物と深く感謝しております。
そして今後もお客様のご要望に応え、社会に貢献していくため、2023年5月に会社の根幹であるビジョンとバリューを社員とともに改めて定めました。
以前から尾賀亀が目指す姿である「いい会社をつくる」をビジョンとして再定義し、バリューについても社内で大事にしてきた価値観や考え方をもとに3つの言葉にまとめました。すでに社員一人ひとりに浸透し、具体的に実践していくフェーズへ入ってきたと感じます。
現在、脱炭素化や自動車のEV化といったエネルギー革命、少子化問題など、当社を取り巻く経営環境は大きく変化しつつあります。その変化の波に対応すべく、エネルギー事業においては安定供給とサービス品質の向上に努めながら、新たなサービス・商品の開発にもチャレンジしていきます。また食品事業には経営資源を積極的に投入し、尾賀亀のもうひとつの柱として大きく育てていく方針です。
こうした歩みを進めていくには、何よりも「人のチカラ」が大切です。頑張った人がしっかり報われる環境を整備し、事業の発展と同時に人づくりにも力を入れていきたいと考えています。創業時から受け継がれた尾賀亀の精神を胸に、お客様や社会が求める新しい価値を常に提供できるよう、社員一同チャレンジを続けて参ります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
