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航空用潤滑油・グリース

高圧絶縁油K

製品概要

当社の絶縁油の製造は、1919年(大正8年)にすでに行われており、1927年(昭和2年)には「国内外製 絶縁油の比較試験」その他の研究報告により、当時すでに外国品に劣らない絶縁油を製造していました。 その後、数多くの研究によって品質向上が続けられ、高圧絶縁油 Kは、国内の多数の電気機器メーカーに納入されております。

1. 絶縁破壊電圧(絶縁耐力)が高い

絶縁破壊電圧の高いことは、絶縁油の特性のうち、最も大切なひとつです。高圧絶縁油 Kは、厳重なる品質管理によって、絶縁破壊電圧が50kV以上のものを出荷しています。 絶縁破壊電圧は、測定器、測定の際の操作、 環境などによって大きく影響を受け、低い値を示すことがあるので、JISで定められた方法に従って正しい試験を行うとともに、ごみ、水分、その他の不純物が混入しないように取り扱いには十分注意しなければなりません。

2. 酸化安定性が優れている

変圧器に封入した絶縁油は、長い間に少しずつ酸化し、酸、スラッジや水分を発生して、変圧器の機能を低下させるので、劣化しがたい安定性の良い絶縁油を選ぶことが必要です。 高圧絶縁油 Kは、厳選した原油から長年の経験と技術を生かして製造しているので、スラッジを発生しにくく、長期の使用にも安全です。

3. 冷却作用が優れている

油の比熱、熱伝導率がそれぞれ大きいほど、絶縁油の冷却作用は大きくなります。しかし、前記2つの性質は、油の種類による差が小さく、油の対流による効果が主体となるので、粘度が低いほど、冷却作用が大きくなります。 高圧絶縁油 Kは、引火点を考慮して、できるだけ粘度を低くしてあるので、優れた冷却作用があります。

4. 寒冷地でも安全である

流動点が十分低いので、寒冷地でも油が流動性を失うことなく、安全に使用することができます。

荷姿

タンクローリー、200lドラム、18l缶

主な用途

  • 一般用変圧器、及び油入遮断機等の油入電気機器

代表的性能

商品型番 K
流動点℃
-50.0以下
酸化安定性(120℃,75h) スラッジ mass%
0.06
腐食性硫黄(140℃,19h)
-
体積抵抗率(80℃)TΩ・m
28
JIS C 2320分類
1種2号
酸価mgKOH/g
-
絶縁破壊電圧kV
60
密度(15℃)kg/l
0.905
動粘度(40℃)mm2/s
7.26
動粘度(100℃)mm2/s
1.99
引火点(PM)℃
132
酸化安定性(120℃,75h) 酸価 mgKOH/g
0.16
上記は最終更新日時点でのデータとなります。記載内容は予告なく変更される場合がありますので予めご了承ください

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