- 部署・店舗紹介
物語のある焼き菓子。ドゥパリが届ける新ブランド
尾賀亀の食品部門のうちのひとつ、
洋菓子の[ドゥパリ]。
“京都発 店舗を持たないお菓子屋さん”
として、催事を中心に出会える
貴重なスイーツをお届けしています。
そんなドゥパリからこの夏、
焼き菓子が主役の新ブランドが誕生。
新しい商品とその美味しさについて
責任者に話を聞いてきました。
京都発の洋菓子ドゥパリについて
ドゥパリは、3年程前に尾賀亀グループの一員となった洋菓子店。洋菓子店と言っても、店舗はもたず催事をメインにスイーツを販売しています。
店の看板となるスイーツは「濃厚チーズケーキ」。レアでもない、ベイクドでもない新食感のふわとろチーズケーキは、クリーミーで濃厚、滑らかなくちどけが人気となっています。

(ドゥパリ提供)
今回、新ブランドのコンセプトや開発に至ったきっかけなどを責任者 兼 開発者であるスタッフに取材させていただきました。まだ暑さが残る初秋、訪れたのは京都にあるアンティークな事務所です。

席に着くとさっそく目の前には、黄金色に輝く多彩な焼き菓子。甘い香りに包まれながら、いざお話をうかがいます。

責任者によると「まず、これまでドゥパリでは、主に駅構内での催事販売を中心にしてきました。駅は、賑やかで、ポップで、カジュアルです。そういった場所を行き来するお客さまにチーズケーキをはじめ、豊富なスイーツを楽しんでいただいていました」とのこと。
そこで新ブランド立ち上げのきっかけについてうかがうと「今度は百貨店など、上質なものを好むお客さまに向けた商品を…とブランドを考案しました。キレイで洗練されたお菓子。それならば、素材の美味しさが引き立つ、焼き菓子がぴったりだと思いました」と微笑みます。
スイーツのなかではサブ商材として扱われがちな焼き菓子を、あえてメインにすることで新鮮さを感じてもらえるとの考えもあったそうです。

そうして生まれた焼き菓子の新ブランドは『GASPARD Bon! Bake -ガスパールボンベイク-』。元々あったガスパールというブランドの、焼き菓子バージョンという位置づけになりました。
新ブランドのコンセプトとは
“特別な日のご褒美ではなく、毎日の暮らしのなかに溶け込むお菓子”をコンセプトに、バターと卵にこだわるガスパールボンベイク。
ヨーロッパの伝統的な製法で作られた発酵バターは深いコクと芳醇な香りが特徴。のびのび育った鶏の卵の濃厚な黄味がリッチな味わいを実現します。

フランスのカフェやイギリスのティータイムを連想させる多彩な焼き菓子の中でも、イチオシは「ボン クリームパイ」です。リンゴとレモンのほか、粒餡(つぶあん)もあります。
甘く煮詰めたリンゴは風味豊かで、シャキシャキとした食感も楽しめます。たっぷり詰まったやさしい甘さのカスタードとの相性も抜群。カフェタイムはもちろん、朝食にも味わいたい上品な美味しさでした。

ほかにも、リッチな焼き菓子ガレット・ブルトンヌ(ホロホロとほどける厚めのクッキー生地とバターの香りが大好きです)や、同じく発酵バターの香りが口いっぱいに広がるマドレーヌ、しっとりと滑らかなパウンドケーキなど、贅沢なラインナップを揃えました。
開発の過程では、食べる際ポロポロと崩れてしまうパイ生地に苦労もあったとか。でも商品を販売し始めると、試食によりパイを購入してくださるお客さまが多くいたそう。その様子を想像するだけで嬉しくなります。
全国各地、期間限定で販売する焼き菓子。ディスプレイに話が及ぶと「“見せ方”だけで売れ方も違います。ディスプレイを変えながら、お客さまに魅力的に感じてもらえるように工夫していきたいです」とのこと。そう話す力強い口調からは、ドゥパリを任されているという責任感が伝わってきました。
開発者の想いが詰まった新ブランド。誰かの幸せなひとときのそばに寄り添う“物語のある焼き菓子”を、ぜひ一度味わってみてください。
●[ドゥパリ]各種ブランドの催事情報
クリスマスにむけて試作品をチェック
この日、もう一つの重要なミッションに立ち会わせていただきました。なんとクリスマス限定商品の試作品が届いていたのです!!!

心躍らせる広報担当とは違って、難しい表情で黙り込むドゥパリのふたり。見た目から納得できるものではなかった様子…
このビジュアルでは、目に留めてもらえないと判断しました。キラキラと輝くスイーツが揃うクリスマス。美味しさはもちろんなのですが、どうしても他と比較されてしまう時季だからこそ、見た目の魅力は譲れないポイントです。

妥協を許さないスタッフの姿に、商品開発の難しさを改めて学ぶことができました。
責任者を務めるスタッフは、3年前にこの事業を任されました。「社長に声をかけていただいたときは、本当に嬉しかったです。成果が保証されているわけではなかったし、実際には大変なことも多かったです。ただそのときは“やります”とすぐに返事をしました」と当時を振り返ります。
社長に近い存在という周囲の印象があるからこそ「いい商品という結果と業績で返したい。注目してくれる人のためにもがんばろうと思います」との熱い想いを内に秘めます。
とはいえ最後は「ビジネスは大切。ただそれとは別に、お客さまに美味しいと言ってもらえることも楽しいですよ」と、話してくれました。

これから先、事業としての[ドゥパリ]の発展はもちろん、年末にどんなクリスマススイーツが登場するのか…ふたりが納得するスイーツはどのようなものなのか…今後の展開に期待が高まります。
今回は素敵なオフィスにおじゃまさせていただき、本当にありがとうございました!