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SSの常識を変えた!車検予約システム開発秘話

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2月某日、 
本社会議室に集まってくれたのは 
サービスステーションの今後を担う 
尾賀亀TCS事業部の革新派! 

SSをより良くしたいとの熱い想いで 
改革を行う挑戦者たちです。 

今回は2023年に開発・導入した 
「車検予約システム」
誕生の裏側をうかがいました。 

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車検成約の課題 

数年前まで尾賀亀のSSでは、車検を予約してくださったお客さまの情報は紙の資料で保管していました。また、SSごとにExcelを使ってお見積もりを作成していたそうです。 

その頃… 

当時あった浜大津SSを任されていた所長(現・南部エリア ブロック長)は、自身がまとめるSSの『車検』を強くしたいと考えていました。一度ご相談いただいたお客さまや常連のお客さまに、しかるべきタイミングでお声がけができていないことから、期待に応えられず、成約にも結び付けられていないと課題を感じていたといいます。 

※[ENEOS EneJet 栗東 SS]の様子。写真は2025年10月撮影 

そんなとき栗東SSの『車検』が伸びていることに気づいた所長は、栗東SS社員の一人に相談をもちかけました。 

※[ENEOS EneJet 栗東 SS]所長と、ブロック長の勤務風景 

そして“車検のルールをつくる”という目標を掲げ、14ヶ所のSSごとにバラバラになっていたお客さまからお預かりする情報を一元管理し、関係者にとって分かりやすく、お客さまにとって必要なタイミングで要望に応えられるシステム開発に挑むことになりました。 

【関連記事】 
「EneJet栗東SS」でマネジメントを学ぶ!2025.10.3 

いざ、システム開発へ!  

栗東SS社員は、現在栗東SSの所長に。当時を振り返り「一緒に働いていた別の社員が、どんどん車検を成約していく姿をそばで見ていました。彼は日々SSに訪れる多くのお客さまのことを一人ひとりしっかりと覚えていて、車検時期が近づくとお声がけをするなど、本当に優秀だと感じていました。ただ、みんなが彼のように完璧にできるわけではない。だから彼の頭の中をシステム化できたらいいのではないかと思っていました」と話します。 

それを知ったブロック長が“栗東SSの取り組みを全店に広げよう”と旗を掲げて始まったデジタル化。そこに加わったのが本部社員です。 

本部社員はシステム開発の専門家でないにもかかわらず、現場の声を形にしたいと奮闘。元々のポテンシャルを活かして顧客マスタを完成させ、その情報を元に、見積書まで作成できるシステム開発を実現させました。 

その際、ブロック長や栗東SS所長など現場の希望を丁寧にヒアリングし、理想の仕上がりを模索していったそう。システムの設計と並行して、保管していた紙の資料をすべて手入力するなど細かな業務もこなしました。 

当時のことを思い出しながら「やさぐれながらも、しっかり成し遂げてくれましたね」とブロック長は評価し、栗東SS所長も「本部社員の彼がいなかったら実現できていなかったと思います」と微笑みます。その話を聞きながら「正直、いら立ちながらやってましたよ!」という本部社員のコメントに、全員が爆笑。そこには大きな困難をともに乗り越えた3人の絆が感じられました。 

その後、本部社員は「わたしよりシステムに詳しい人間はいると思いますが、このデジタル化は自分じゃなければできなかったと自負しています。ブロック長や栗東SS所長に何度も話を聞き、イメージを現実に落とし込んでシステム設計に挑みました」との想いを語ってくれました。 

そうして3人の知恵と想いが詰まったシステムは2023年12月にリリース! 苦労が報われました。

改革を浸透させるために 

さて、システムが完成し全SSでの導入を達成。ところが… 

当時はネット環境が不安定だと使いにくく、不具合も多かったといいます。また“新しいやり方”には少なからずアレルギー反応も起き、せっかく作ったシステムを上手く活かしてもらえない現場もありました。 

※開発当初、試験的にシステムを導入した[ENEOS EneJet 竜王 SS]。写真は2025年8月撮影 

そこでブロック長は栗東SS所長とともに県内のSSを巡り、どう使うか、どう役立てられるかをコツコツと浸透させていきました。ブロック長は「システム発案者、そして一番使っている人に説明してもらうのがいいと思いました。SSに何度も足を運びましたし、本社での説明会も行いましたよ。ひたすら言い続けたという感じですね」と当時の苦労を話します。 

便利なシステムがあってもそれを使うのは人間です。最後はブロック長の根気と粘り強さが勝ちました。その甲斐あって、今ではどのSSでもシステムを使用することが当たり前になっています。 

今だからこそ思うこと 

2年ほど前に完成したシステムは、その後も改良を重ね、Ver.6にまで進化しているそう。 

お客さまにとって適切な時期にご案内ができるようになったことはもちろん、機能と効率の向上によって事務的作業にかかる時間が削減でき、SSへ訪れるお客さまとかかわる時間も増やすことができています。 
また入社したばかりの新人であっても常連さんに「いつもありがとうございます」とお声がけすることができるなど、今まで以上にお客さまとより良い関係が築けるようになりました。 

※一連の取り組みを実施した本部社員の成果発表スライド。2024年作成 

本部社員は最後に「栗東SS所長が気付きを得て、ブロック長がそれを形にして浸透させたというのが事実です。わたしはシステム設計で苦労しましたが、それは技術の問題で勉強すればどうとでもなりました。仕事上、最も苦労するのは気付きを得ることと人間関係。これから尾賀亀で新たな価値を生みだすのに、ふたりの存在は欠かせません」と尊敬の気持ちを語ってくれました。 

「車検予約システム」での改革を実現した3人の想いと経験を活かせば、今後また新たな視点で気づきを得て、次の課題を解決することも難しいことではないはずだと感じました。さらにはその視点をSSという世界だけに留めず、会社全体へと拡大して、尾賀亀のより良い未来を描いてもらえたら、こんなに心強いことはありません。 

『価値を生み、磨き続けよう』の体現を、これからもぜひよろしくお願いします! 
また貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました! 

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