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戦いの現場!「テクニカルサポート」へ密着

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尾賀亀のエネルギー事業では、
各種石油製品に関わる
多彩なニーズに応えています。

そのうちのひとつが「テクニカルサポート」!

石油製品の販売や卸だけでなく
品質調査や適切な石油製品のご提案、
実際のオイル交換作業まで請け負っています。

機器トラブルや性能低下を未然に防ぎ、
効果的な運用をサポートする仕事です。

油圧式エレベーターのオイル交換

今回はテクニカルサポートの作業のひとつ、「オイル交換」に密着してきました!

『潤滑油』のテクニカルサポートでは、オイルの抜き取りや機械内・タンク内の清掃、新液の給油、廃棄処理の手配などを行います。その後は、設備ごとに最適なタイミングと方法でオイル交換を実施して、機器トラブルや性能低下を未然に防ぐというものです。

テクニカルサポート(潤滑油分析・適油選定・運用改善・オイル交換作業)
機械の故障リスクを低減して長寿命化・省力化・効率化を実現するにあたり、潤滑油の選定と管理は極めて重要です。当社では専門資格を有するスタッフが使用状況や環境を調査のうえ、最適な潤滑油をご提案。納品から潤滑油のオイル交換まで、ワンストップでサポートいたします。豊富な施工実績を基に、あらゆるパターンに対応。提携業者との連携により、大規模案件や遠方での作業も承ります。
 色相判定や透明度・泡・スラッジの目視による簡易分析は無料で実施しております。
(引用元 尾賀亀HP石油事業 https://ogakame.jp/business/energy/petroleum/

さて、今回のご依頼は「油圧式エレベーター」。経年劣化による機械交換で、同時にオイル交換を行うというものでした。

※油圧ジャッキ(Hydraulic Jack)。加圧された油を受けてプランジャーが伸縮してカゴを上下に動かす
※油圧パワーユニット(Hydraulic Power Unit)。ほか、制御盤(Control Panel)も取り換え

機械室にあるポンプが油(作動油)をシリンダーへ圧送すると、シリンダー内のピストンが押し上げられてカゴが上昇するという仕組みです。(下がるときは油を戻し、自重で下降するそう)ちなみに、他にはモーターでロープを引き上げる「ロープ式」があるとのことでした。

油圧パワーユニットのオイルを吸引

必要な荷物を現場に運び入れたら、作業開始です。

まずは、油圧パワーユニットのオイルタンクから古いオイルを吸引していきます。

持参した空のドラム缶にオイルを溜めていきました。よく見ると、オイルの色が黄色く濁っているように感じられます。古い油独特のニオイがありました。

タンク内の古い油が残りわずかになってきたタイミングで、(止めていた)ポンプを自分で回しながら古い油をなるべく残さずに取り出していました。

オイル吸引機を手で持ちながら、スクイージー(squeegee)で古い油をかき集めます。

今回、現場を案内してくれたエネルギー事業部課長に話を聞くと「機械は新しい油を入れることでスムーズに動くので、オイル交換だけであればそのジャマをする古い油は可能な限り取り除きます」とのこと。今回は機械ごと交換するため、普段のオイル交換ほど慎重になる必要はありませんが、機械の解体業者さんが仕事しやすいようにとの心づかいから丁寧に古いオイルを吸引していました。

液体なので完璧にすべてを取り出すことはできませんが、チームで働くスタッフ同士の気配りも、プロの仕事のひとつだと学ばせていただきました。

その後も作業は続きます。次はオイルタンクへとつながるポンプやそのほかの部品、配管、バルブなど、それぞれに残る油を吸引していきます。

関係者以外立ち入り禁止の機械室は、2~3畳程度の狭い空間。そこに、この日作業を行なう6人のスタッフが入ります。狭い隙間にも関わらずそれぞれがプロフェッショナルとして仕事をする、熱い現場でした。

それでも“今回の機械室は広い方”と微笑む課長。現場によっては通路が人1人分の幅しかないところなどもあるそうです。またバックヤードは空調が効いていない場合も多いとのことで、夏もキツイし冬もキツイと話しますが、その言葉の割には “現場では当たり前のこと”と言わんばかりの余裕と貫禄が感じられました。

作業を進めていくうちに機械を解体する業者さんが不要なものを運び出していくため、少し息苦しさがマシになりました。それでも腰をかがめながら古い油を取り除いていきます。

各々が黙々と作業を進める静かな現場に機械音だけが響きます。普段本社では見られない(?)、課長の真剣な表情…新たな一面を知ることができました。

最後の最後に古いオイルを廃油としてドラム缶に流し入れたら作業は完了!ふと見ると使用している四角い缶は、見覚えのあるもの…いただき物のお菓子などの缶を、社内のメンバーがテクニカルサポート用に残してくれているのだとか。

こんなところで、社員同士の優しい気遣いに触れられるとは思っていなかったので、微笑ましいエピソードに心があたたまりました。

古いオイルを取り出した後は…

作業後は古い油を運び出し、新しい油を納品します。

トラックに戻ると謎の箱があったので、中を見せていただきました。なんと、古い油を吸引する際の金具はメーカーによって異なることから、テクニカルサポートの備品の中には機種ごとのパーツが積み込まれているそう!素人の広報では、見ても違いは分かりません(それでもなんだか一個一個がカッコイイです)。

※ペール缶は、20リットルの鋼鉄製の缶で取手が付いた円筒形の容器

そしてトラックから荷下ろしする新しいオイルは、ペール缶(※)。機械交換が終わり、新しいオイルタンクに流し入れるときに持ち上げて作業しやすいようにしているとのことでした。もちろん現場によってはドラム缶でオイルを持ってくることもあり、その後の作業次第で使い分けているそうです。

機械室のすぐ近くまで運び入れて、この日は終了。本当にお疲れさまでした!

今回はテクニカルサポートの一部(本来は調査や分析、その後のメンテナンスも含むため)に、密着させていただきました。現場での作業は決してラクな仕事ではありませんが、機械の不備を未然に防ぐことは企業の安全対策ともいえること。日々の暮らしを見えない部分で支える、ヒーローの仕事だと感じました。これまでの人生で見たことの無かった貴重な現場に立ち会わせていただき、ありがとうございました。

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