- 部署・店舗紹介
本社「消防立ち入り検査」で安全を徹底
爽やかな秋晴れの10月中旬。
尾賀亀本社にて
消防による「立ち入り検査」が
行われました。
石油製品を取り扱う尾賀亀では
普段から防災意識を
高く持っています。
この日は消防職員さんに
車両の安全確認を
行なっていただきましたので
その様子をお届けいたします!
消防立ち入り検査とは?
消防立ち入り検査(=消防査察)は、企業(今回はもちろん尾賀亀)での火災予防や安全対策が適切に行われているかを確認するためのものです。
※消防法第4条などに基づいて実施される、建物の安全性を確保するための重要な手続き

消防職員さんは尾賀亀にある4台の積載車のなかでも、最初に“灯油ローリー車”から確認してくださいました。例えば、給油ホースやアース線の劣化がないかのチェック。灯油は、引火性のある危険物(第2石油類)。静電気により引火・爆発事故を引き起こす可能性があるため、アースで静電気を逃がす必要があります。

続いて、ローリー車の確認が行われました。この車両でも同じように、危険物の取扱い状況の確認や設備の確認などがチェックされます。

給油ホースやアース線の確認の後、万が一のため消火器が設置されているかどうか、そしてその使用期限なども念入りに検査されていました。

最後に、ローリー車を運転するスタッフの免許証確認。危険物取扱者の資格保持者かどうかも重要とのことです。

すべての確認を終え、手渡されたのは『危険物輸送車両検査済証』。これでまた1年間、保有するローリー車を使ってお客さまの元へ石油製品を届けることができます。

日頃からの安全対策はもちろん、前日にも設備確認を行ったという配送スタッフであっても「隅々まで確認が入ると、不備がないかと緊張します」とのコメント。消防職員さんに見られると緊張するというお気持ち、分かります…広報もなんだかドキドキしました。

その後、書類の確認とサインを行いました。ちなみに、査察にて改善命令や指摘事項がある場合は、直ちに改善を行って「改善報告書の提出」と「再査察の依頼」を実施する必要があるそう。今回、指摘はありませんでした。日頃の安全対策と丁寧なお仕事の成果です。

検査には配送のスタッフだけでなく、「危険物貯蔵取扱所」の責任者も立ち合いました。複数あるローリー車を順に検査してくださった消防職員さん。消防査察は安全の確認(と指導)が目的。日頃からの備えが重要だということを改めて学ぶ機会となりました。

さて、いただいた検査証は車両に貼っておきます。これで地域の皆さんにも安心していただけるはず。もちろん、日々の仕事でも引き続き安全を徹底していきます。

なんだか検査済証が輝いて見えます。誇らしい!そして消防職員さん(=プロ)に車両を確認いただいたことで、配送スタッフ自身も安心して車両を使用することができると感じました。

これまでもこれからも、メーカーや工場、お客さまのもとへ必要な石油製品をお届けするエネルギー事業部の配送スタッフと担当者。豊かな暮らしを陰で支える尾賀亀は、地域の方々に直接見えない部分でも誠実に対応しています。
さてこれから寒くなる季節。尾賀亀は灯油配達も承っていますので、気になる方はぜひ詳細をご確認ください!