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オーサワジャパン本社へ行ってきました!

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2024年から
尾賀亀グループの一員となった
オーサワジャパン

『あなたは、
あなたの食べたものでできている。』
をコンセプトに、環境と調和し
自然の恵みに感謝して
素材を丸ごとそのままにいただく
マクロビオティック料理と
その考え方を届けています。

マクロビティックとは…
季節・体調に合わせた食事を自然の恵みに感謝していただくという考え方で、健康を守り、環境にもやさしい、素材の豊かな味わいを楽しむことを大切にします。
そしてマクロビオティック料理は、玄米などの穀物と、野菜は丸ごと使えるオーガニックや自然農法のもの、海藻、調味料は伝統製法で作られたものを中心に選んだ、滋味あふれる和食がベースの食養料理です。
(引用元 https://new.ohsawa-japan.co.jp/?actmode=AboutMacrobiotic

オーサワジャパンのある街

「オーサワジャパン」があるのは東京都目黒区。最寄り駅は池尻大橋というところになります。

駅から徒歩2分ほど、緩やかな坂道を歩くと白い3階建ての建物が見えてきます。2階や3階、屋上まで、青々とした緑にあふれ、都内とは思えない落ち着いた空気が感じられました。

1階はオーサワジャパンの代名詞「マクロビオティック」の考えに基づいた、オーガニック食材のショップとなっています。

さて今回、現在の代表取締役社長 綿貫恭子さん、企画部 部長 兼 商品部 部長代理に、マクロビオティックのお話をおうかがいし、本社をご案内いただきました。

オーサワジャパン本社へ

最初にご案内いただいたのは、地下にある「桜沢資料室」です。

階段を降りた先には、マクロビオティックの提唱者である桜沢如一(さくらざわゆきかず)氏の経歴や、オーサワジャパンの歴史が展示されていました。

アンティークで重厚感のある特別な空間。希望があれば見学も可能とのことで、ファンも度々訪れるのだとか。

一番奥の棚には当時の資料や写真、桜沢氏が実際に使用していた小物などが並んでいました。

また各地を巡った同氏の旅行鞄のほか、仕事で使っていたタイプライターなども当時のままに残ります。部屋の手前には貴重な資料がびっしりと並んだ本棚などもあり、閲覧もできるとのこと。展示室では創業者の面影と、その歩みを知ることができました。

クッキングスクールも開催

マクロビオティックの考え方を伝えるため、1965年には桜沢氏の妻である桜沢里真氏が校長となってクッキングスクールを開校しました。

「クッキングスクール リマ」は清潔に保たれた空間。ここではマクロビオティック料理のレッスンを受けることができます。

マクロビオティックには、命あるものをすべていただくという『一物全体(いちぶつぜんたい)』との考え方があり、オーガニックな農作物を皮や根などできる限りすべて調理に使用します。例えば“お米なら玄米が最適”だと教えていただきました。

料理教室に来る方は、食材や調味料の扱い方を実際に学べるため、マクロビオティックが気軽に日常に取り入れられるということが体験によって感じられるそう。綿貫さんは「料理を通じてマクロビオティックの考え方に触れることで、心から納得してその価値を感じて欲しい」と話します。

ちなみに、マクロビオティック料理では、調味料のなかでも「塩」は特別。ミネラルたっぷりの天然の塩を使い、素材のもつ甘みを引き立てます。また、お菓子づくりなどで甘みを出したいときにも「砂糖」は使用せず、甘酒や米飴を使用したり、乳製品の代わりに玄米クリームなどを代用することがほとんどだからヘルシーだとか。

そして入り口カウンターに並べられていたのは、オーサワジャパンが発行する「LM -ライフイズマクロビオティック-」というフリー雑誌。毎号、オーサワジャパンの商品に関連する食材や生産者を紹介しているといいます。“まだ何も知らない人にも、マクロビオティックの魅力を届けたい”との思いが受け継がれ、現在も情報の発信は常に大切に考えているとのこと。

「これまで、商品や食材、調味料などのこだわりを伝えたいけれど、カタログなどでは伝えきれなかった」と、もどかしさを口にした綿貫さん。また企画部 部長は「だからこそ自分たちの言葉で伝えるのが使命だと思います」と話します。

さて、屋上へ上がると美しい緑。青々とした芝生が広がっているほか、オリーブやビワなども植えられていました。もちろんすべて自然のままの状態です。

代表の綿貫さんは、健康志向の母親の影響で幼い頃から食に興味があったといいます。高校生のとき、英語の先生が食の大切さを説いていたことから自分なりに勉強を始め、その後自由が丘にあったレストランで食べたマクロビオティック料理の美味しさに感動し、どんどんハマっていったそう。

ただ、当初は想いが深すぎるからこそ、あえてマクロビオティックを仕事にすることを避けていたとか。

「今振り返ると、一時は自分なりのマクロビオティックへのこだわりが強くて、自分への制限をかけ過ぎたというところもあったと思います。でもある時、人が私ために作ってくれたものを、感謝して食べられるようになりたいという想いと、出会った人の影響で視野が広がり肩の力が抜けました。その後しばらくして“今だったら楽しめるかも”と、マクロビオティックを仕事にすることを決意しました」と話してくれました。

とてもチャーミングな笑顔で自身を“オーサワジャパン商品オタク”と話す代表。その表情からは、どんな言葉よりも「シアワセ」が伝わってきました。

カラダにやさしい厳選した食材や
雑貨を取りそろえたショップ

マクロビオティックにはほかにも『身土不二(しんどふじ)』という考え方があります。体と環境は常に一体ということから、体が環境に適応するためには住む土地の旬の物を食べようというものです。

現代では、国産の旬の食材を選ぶのがベスト!とのことで、ショップに入ってすぐの場所には、生き生きとした旬の野菜や果物が並べられていました。

また、オーサワジャパンのヒット商品として知られるのが「カレー」と「玄米ラーメン」。

開発当時、上長に声をかけられた綿貫さんも一緒に考案したというカレー。動物性原料と添加物をいっさい使わず商品化するのは様々な苦労があったとか。それでも“時間をかけてもいいから基準にあうレトルトカレーを作ろう”と、試行錯誤を繰り返して商品化を実現しました。

またラーメンも同様に、罪悪感がなく食べられて、かつ美味しいと思ってもらえたことと、手軽さもあって多くの人に手に取ってもらえたと話していました。

さらにもうひとつ、マクロビオティックの『陰陽調和(いんようちょうわ)』という考え方のなかには、食べ物には陰と陽(体を冷やすもの温めるものなど)があり、季節や体質・体調に合わせてバランスよく食べることも勧められています。

さて、マクロビオティックというと海外のセレブが実践する健康法などと思われがちですが、元来は日本の養生思想に通じているのだとか。自分の体と向き合って、自然のものを食し、心と体を整えることが大切です。だからこそ無理せず気軽に取り入れられるのが、マクロビオティックなのだと思いました。

今回はオーサワジャパンを代表するおふたりに「マクロビオティック」の魅力をたっぷり教えていただきました。…とはいえとにかく、どれも体に優しく美味しいものばかり。自分のためにも家族のためにも、ぜひ日常に取り入れてみてはいかがでしょう。

★オンラインでの購入は、オーサワジャパン公式通販「LIMA Netshop」にて

貴重な機会をありがとうございました!

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