- 日常
読書文化を育む。ビブリオバトルを見学に
CSR活動にも力を入れる尾賀亀。
毎年、地域貢献として
近江八幡の教育委員会へ
寄付を行っています。
これを図書費用として
活用いただいていることから
本をおすすめするプレゼン大会
「ビブリオバトル」というものを
お教えいただきました!
▶尾賀亀、CSR活動
▶尾賀亀CSR活動、facebookリンク
八幡東中学校のビブリオバトル
きっかけは尾賀亀の創業170周年記念事業(2026年に170周年を迎えます)。周年を機に、地域へ貢献できることがないか教育委員会のご担当者さまに相談した際、図書に親しむ活動の一環として「ビブリオバトル」という取り組みを教えていただきました。
※「ビブリオバトル」とは…ビブリオバトラー(発表者)たちがおすすめの本を持ちより、1人5分の持ち時間で書評と質疑応答を実施。観客が一番“読みたい”と思った本を決定する書評合戦。「ビブリオ」はラテン語で書物を意味する

今回、「第1回中学生ビブリオバトル近江八幡大会」と題して、近江八幡ライオンズクラブさま主催で開かれたプレゼン大会。尾賀亀も、会場となった八幡東中学校へおじゃましてきました。

今大会では、学級学年選抜を勝ち抜いた1~3年生6名がバトラーとして発表を行うとのこと。

会場には関係者はもちろんのこと、生徒の親御さんもたくさん詰めかけていました。ライオンズクラブが主催するのは今年初ですが、校長先生によると八幡東中学校ではもう何年もこの大会を実施していたと言います。

配られた冊子には、惜しくも予選敗退となったバトラーがおすすめする本が紹介されていました。まるで本屋さんのポップのように想いのこもった書評。さっそく読んでみたくなるものばかりでした。
わたしたちもバトル開始まで冊子を眺めながら、決勝に進出したビブリオバトラーの発表を楽しみに待ちました。
ビブリオバトルを楽しもう
さてまずは今大会を主催するライオンズクラブさまより開会宣言。「ライオンズクラブは地域に根ざした奉仕活動を行う団体です。青少年の育成を推進する活動にも力を入れています」とのご挨拶があり、今大会で入賞者となる3名が選んだ本は、市内の中学校へ寄贈することが伝えられました。

ビブリオバトルでは、本を紹介する時間は3分。その後、2分でディスカッションが行われます。参加者が発表者に質問ができ、本の魅力をさらに深掘りすることが可能です。

発表者は作品の世界観に合わせた、声のトーンや表現で本を紹介していきます。まるで演劇を見ているように錯覚することもあり、学生さんの発表に引き込まれました。

“最後の一行が物語を一変させてしまいます!”と、ネタバレをせずに興味をそそるように作品を紹介したり、“読めば自分のやるべきことが分かるんです!”と、実際に自分が付箋を貼ったページを朗読したりと、表現は人それぞれ。
バトルのため、どれかひとつを選ばなければなりませんが、本当にどの作品も読んでみたくなりました。
読書文化を育むために
すべての発表が終わり「チャンプ本」を決定する間、八幡東中学校の学校司書さんより総評をいただきました。

そこでは、「本を知ることができる」「人を知ることができる」「本と人が交わる場(ライブ空間)を感じることができる」と、ビブリオバトルの3つの魅力が語られました。「紙に書かれたものへの愛着が生まれることは、豊かな読書文化に触れることです」と話す司書の方の言葉が心に沁みました。

さてその後、会場にいる全員の投票で選ばれた3名が発表され、賞状と盾が贈られました。入賞された皆さんおめでとうございます!改めてとなりますが、どのバトラーの発表も素晴らしく、大変感動しました。そして新しい本との関わり方を学ばせていただきました。
会場におられた近江八幡市の小西市長は「想いを共有して、楽しい本の世界を広げていって欲しい」とコメント。

そしてビブリオバトルへの熱い想いをもつ八幡東中学校の校長先生から「ビブリオバトルは今年で三年目。また一段とレベルを上げてきたと感じました。ビブリオバトルを知らない一年生はもちろん、質問もとても良かった。みんなに賞をあげたいです」と話し、「ビブリオバトルが、東中の文化として根付いてきた。文化は継承し、発展させるものです」と伝えられました。
後日談、社内での共有

尾賀亀社内では、今回見学させていただいたビブリオバトルについて社内で共有と振り返りを行いました。

代表者の書評も素晴らしかったのですが、「本のさらなる魅力を引き出し、本を読みたくなる気持ちが強くなるような“質問”の大切さの話や、実際の質問もとても良かったです」との意見や、「学生さんとは思えない発表に驚きもあり、大変感動しました」との話もありました。

そして社員のひとりは、ビブリオバトラーが紹介していた本を既に購入して読み始めているとの共有もありました。
今回、ビブリオバトルを見学させていただき、図書に親しむことの大切さと素晴らしさを改めて教えていただきました。そして尾賀亀でも、読書を通じた地域の子どもたちの成長を、今後もサポートできたらと感じました。関係者の皆さま、貴重な機会を本当にありがとうございました!